クルエルティフリーおよび成分 - Revlon

クルエルティフリー
および成分

クルエルティフリー
レブロンにとって消費者の安全は最重要であり、すべてのブランドにおいて、世界中の安全性に関する規制要件を満たす様に設計されたポリシーを採用しています。当社は1989年以降動物実験を実施しておらず、また製品や成分の安全性を確認するために動物実験を実施する必要はないと考えています。今日では、製品の安全性の検証手段として、動物以外の代替的な科学的手法が利用可能となっています。レブロンは、これらの代替的な試験法を検証するための研究や、それらの利用を世界的に促進しているInstitute for In Vitro Sciences(IIVS)のような組織を支援しています。しかし、少数ながらもこれらの代替的な科学的手法をまだ採用していない国は存在します。レブロンはそのようなすべての国の安全要件に適合しているものの、そのような政府当局が代替検査法を採用し、世界中で動物実験の廃止を提言するために、他の企業と協力を続けています。

成分
レブロンが化粧品の処方に使用する成分はすべて、厳密な安全性評価と研究プロトコルによって安全性を評価されており、実使用レベルでのヒトの健康と安全性を確認しています。また、原材料の多くは、米国食品医薬品局(FDA)、欧州委員会、カナダ保健省などの規制当局の審査を受け、米国の化粧品原材料審査専門家委員会(CIR)や欧州消費者安全科学委員会(SCCS)などの科学委員会から、一般的な使用方法・使用濃度において安全であると判定されています。

当サイトに掲載されている成分や、化粧品およびパーソナルケア製品への使用に関すること、安全性に関する事実といった情報について、以下の情報を提供しています。 化粧品やパーソナルケア製品に使用されている成分や原材料の安全性に関する追加情報は、cosmeticsinfo.orgをご確認ください。

BHA/BHT
ブチルヒドロキシアニソール(BHA)は、時間が経っても鮮度を確保するべく、多くの食品に添加される酸化防止剤です。レブロンは自社製品にBHAを使用していません。ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)は、よく似た名称であるためよくBHAと混同されますが、食品および化粧品産業で広く使用されている保存料です。これは一般に、FDAによって安全である(GRAS)と認識されています。レブロンは、多くの他メーカーと同様に、アイメイク、リップ製品、フェイスメイク、スキンケア、ヘアマスク、ボディオイル、フレグランスなど、さまざまな製品でBHTを使用しています。

カーボンブラック
カーボンブラックは、FDAおよびEU当局によって、液状での使用において安全であると認められ、承認されている着色剤です。レブロンは、液体マスカラ、アイライナー、ネイルエナメルの一部でカーボンブラックを使用しています。

コカミドDEA
コカミドDEAは、ヤシ油の化学的に修飾されたものであり、時に起泡材、乳化剤、および増粘剤として使用されます。レブロンは自社製品にコカミドDEAを使用していません。

ホルムアルデヒド、トルエン、DBP
レブロン製品には、ホルムアルデヒド、トルエン、フタル酸ジブチル(DBP)は含まれません。ホルムアルデヒドおよびホルムアルデヒド放出型防腐剤に関する追加情報については、下記の「防腐剤」をご参照ください。

香料アレルゲン
レブロンのフレグランスは、国際香料協会(IFRA)の安全基準、および表示と開示に関連するすべての政府規制に準拠しています。
2005年、EUは香料成分の表示システムを採用し、アレルギーを持つ消費者が、アレルギーの可能性のある成分を回避するために必要な情報を提供するようになりました。レブロンはEUの化粧品規制に従い、世界的に販売されている製品において、26種類の特定の香料アレルゲンのいずれかが存在することを自主的に明示しています。

ハイドロキノン
ハイドロキノンは、一部の国で、皮膚またはシミを美白するために、医薬品で使用されている皮膚美白成分です。レブロンは、ジェルネイル製品の一部にハイドロキノン誘導体を使用しています。


レブロンは、製品の成分に鉛を使用していません。しかし、鉛は自然環境中に存在するため、化粧品の配合に使用される一部の原料に、極微量含まれる場合があります。2010年、FDAは様々な口紅(レブロン製品を含む)の検査を実施し、口紅において一般的に確認される鉛の含有量について、安全上の懸念がないことを確認しました。 fda.gov/cosmetics/productsingredients/products/ucm137224.htmをご確認ください。

マイカ
当社のポートフォリオに含まれるレブロン、エリザベスアーデン、またその他のブランドは、インドにて調達された限られた量のマイカを使用していますが、このサプライチェーンに関連する複雑な社会経済的課題は、私たちにとって大きな懸念事項です。そのため、私たちは、インドのマイカ調達条件を改善するためのソリューションに焦点を当てたマルチステークホルダーのコラボレーションであるResponsible Mica Initiative (www.responsible-mica-initiative.com) に参加しています。

マイクロビーズ
レブロンは、ヒトと環境の健康について、最高レベルの安全性に取り組んでいます。レブロンは、米国連邦法で「大きさが5ミリメートル未満で、角質除去や洗浄に使用することを目的とした固形のプラスチック粒子」と定義されているプラスチック製マイクロビーズを、世界中のいかなる化粧品およびパーソナルケア製品にも使用していません。

パーム油
レブロンとそのブランド・ポートフォリオは、パーム油およびパーム核油を由来とする派生物の少量ユーザーですが、サプライチェーンにおける環境および人権の問題を認識し、供給元の原材料のトレーサビリティを改善し、責任ある調達慣行を実証できるサプライヤーから調達することにコミットしています。

ワセリン
ワセリンは、皮膚の乾燥、荒れ、鱗屑、かゆみおよび軽度の皮膚刺激を治療または予防するための保湿剤として使用されます。レブロンでは、ヘアスタイリングワックスやパーマ液の成分としても使用しています。ワセリンは一般に安全(GRAS)とみなされています。レブロンは、米国薬局方(USP)品質規格に適合した最高品質のワセリンのみを、ヘアケアおよびスキンケア製品に使用しています。

フタル酸エステル類
フタル酸エステル類は玩具、ビニール製の床、壁装材、洗剤、潤滑油、食品包装、医薬品、医療機器、そしてマニキュア、ヘアスプレー、アフターシェービングローション、石鹼、シャンプー、香水などのパーソナルケア製品など、数百種類の製品に使用されている化学物質群です。
歴史的に化粧品に使用されるフタル酸エステル類は、フタル酸ジブチル(DBP)であり、マニキュアなどの製品に可塑剤として使用され、柔軟性を与える事でヒビ割れを軽減する働きがあります。フタル酸ジメチル(DMP)はヘアスプレーに使用され髪表面に柔軟な膜を形成する事でごわつきを防ぎ、フタル酸ジエチル(DEP)は溶剤及び香料中の保留剤として使用されています。DEPはアルコール変性剤としての機能も有することから、アルコール製品を飲料に適さないようにする働きもあります。レブロンは、2018年第2四半期までに処方変更を予定している一部のプロフェッショナル製品にフタル酸ジエチル(DEP)を限定使用する以外は、化粧品やパーソナルケア製品にフタル酸エステル類を使用していません。

ポリアクリルアミド
ポリアクリルアミドは、結合剤、皮膜形成剤、およびヘアスタイリング剤として化粧品産業で使用されます。この成分の安全性はFDAおよびEUのSCCSで評価されており、適切なアクリルアミド純度(EU法では、リーブオン(洗い流さない)化粧品1kgあたりアクリルアミド0.1mg以下)で使用すれば安全であると結論づけております。レブロンは、本成分をスキンケアやファンデーション製品に使用しています。

防腐剤
防腐剤は、細菌の増殖を防ぎ、製品の鮮度、有効性、品質を保つために必要です。レブロン製品に使用されるすべての防腐剤は安全性が高く効果的に働くと考えられているものであり、実使用における製品の全体的な安全性と有効性を確保するという、政府の規制要件を満たしています。以下は、特定の防腐剤に関する追加情報です。

ホルムアルデヒド放出型防腐剤

防腐剤には「ホルムアルデヒド放出型防腐剤」と呼ばれるものがあります。これは、製品が古くなるにつれて少量のホルムアルデヒドを放出することで、微生物制御を保証するものです。レブロンは、他の防腐手段がとれない特定のシャンプーやコンディショナーにこのような一部の防腐剤を使用しています。

 

このクラスの防腐剤は、化粧品における安全性について、様々な国際的な科学専門委員会によって非常に厳しい評価を受け、化粧品における防腐剤の使用条件が定義されています。レブロンは、米国CIRおよび欧州消費者安全科学委員会(SCCS)により安全性が確認された防腐剤のみを使用しています。

パラベン
パラベンは、食品、医薬品、化粧品、パーソナルケア製品を微生物による汚染から守るための防腐剤として広く使用されている成分です。 化粧品に使用されるパラベンは合成品ですが、特定の食品、植物、人体にも自然に存在します。

さらに、パラベンは、細菌および真菌に対しても低濃度で非常に効果的であり、熱安定性があること、また他の防腐剤タイプと相乗効果があるため、多くのカテゴリーの化粧品を保護するために非常に有用です。

メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、およびブチルパラベンは、2015年4月にSCCSにより、すべての製品カテゴリーで安全な使用レベルが割り当てられました。同評価の一環として、欧州委員会は、EU化粧品規則の付属書IIを改正し、化粧品に含まれる禁止物質のリストに5種類のパラベンを追加しました。イソプロピルパラベン、イソブチルパラベン、フェニルパラベン、ベンジルパラベン、ペンチルパラベンです。レブロンはこれらの禁止防腐剤を一切使用していません。

パラベンを含むレブロン製品の安全性について
最近、様々な国際的な規制衛生当局の科学専門家が、化粧品に使用される4種のパラベン(エチル、メチル、プロピル、ブチルパラベン)について入手可能なすべての毒性学的データをレビューした結果、それぞれのパラベンの使用濃度を適切に調整する限りは、消費者が安全に使用できることを確認しました。


パラベンは化粧品の特定のカテゴリーで数十年間使用されてきましたが、微生物から製品を守り保証するために不可欠な場合にのみ使用されています。

 

ラウレス硫酸ナトリウムとラウリル硫酸ナトリウム
ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)とその同類のラウリル硫酸ナトリウム(SLS)は一般的に使用される界面活性剤(湿潤剤)および洗浄剤で、シャンプーやボディソープなどのパーソナルケア製品で低濃度で 使用されることがよくあります。レブロンはこれらの成分をシャンプーに使用しています。現在の科学では、これらの成分が通常の使用用途においては 安全が高いことが確認されています 。また、労働安全衛生管理局(OSHA)、米国国家毒性プログラム (NTP)、および国際癌研究機関(IARC)は、これらの成分をすべて非発がん性物質で あると評価しています。

日焼け止め
日焼けによる肌へのダメージを防ぐため、多くのレブロン製品は日焼け止め成分を含んでいます。これにより、消費者は簡単にSPF(紫外線の防止効果)を得られます。レブロン製品のすべての日焼け止めは、指示に従って使用する限り、安全に効果的に使用することができます。主に以下の成分が含まれます。

微粒子酸化チタン
微粒子酸化チタン(「ナノ」とも呼ばれる)は、長年にわたって日焼け止めに使用されてきました。ナノ化することにより、従来のクリームタイプのローションではなく、消費者が好む透明なフィルムの形で塗布することができるようになりました。これは日焼け止め製品で効果的に働く成分して使用されており、1999年からはFDAにより使用が承認されています。EUで承認されたサンフィルターのリストに含まれています:https://www.cosmeticsinfo.org/レブロンは、ナノ酸化チタンを飛散しない状態(リキッド・プレストパウダー等)で安全に使用できるよう、吸入(スプレーなど)につながる可能性のある製品への使用を避けています。

オクチノキサート
オクチノキサート(別名:メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、世界中の多くの日焼け止めに使用されているUVB効果の高い日焼け止め剤です。この一般的な日焼け止め成分は、安全で効果的に働くと考えられることから、FDAに承認されており、EU承認のフィルターリストに含まれています。レブロンは、ヘアケア製品、ボディミスト、フレグランス、ファンデーション、コンシーラーなどのカラー化粧品にてこの成分を使用しています。

オキシベンゾン
オキシベンゾン(別名:ベンゾフェノン-3)は、広く使われている効果的な日焼け止めで、FDAによって生後6ヶ月以上の子供への使用が認められており、EUフィルター(UVフィルター、および製品自体の保護)のポジティブリストに含まれています。米国皮膚科学会はオキシベンゾンを承認しています。レブロンは、この成分をネイルエナメル、マニキュア除光液、スキンケア、ヘアケア、リップ製品に使用しています。

レブロンでは他にも、サリチル酸エチルヘキシル(オクチサレート)、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(アボベンゾン)、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(エンスリゾール)、オキシベンゾン-4、ホモサレートなど、指示通りの使用方法においては、安全で効果的であると考えられFDAに承認された紫外線吸収剤を使用しています。

タルク
タルクは、ベビーパウダーからアイシャドウまで、さまざまな化粧品やパーソナルケア製品で使用されている鉱物由来の成分です。水分を吸収する、製品をなめらかに、または柔らかくする、ケーキングを防ぐ、メイクアップ製品のカバー力をアップさせる目的で添加されます。タルクは米国CIRの審査により、化粧品に使用しても安全であると判断されています。レブロンは、コンシューマー&プロフェッショナル製品の一部にタルクを使用していますが、アスベストを含まないことが証明されているタルクのみを使用しています。

酸化チタン
酸化チタンは白色で不透明な天然由来の鉱物で、日焼け止めとして(上記参照)、またナノ化されていない状態では、レブロンのカラー化粧品、ヘアケア、ヘアカラー製品の多くに色材として使用されています。米国では、食品、医薬品、化粧品に使用されるすべての着色料は、FDAの認可を受け、連邦規則集に記載されているものでなければなりません。FDAとEUは、酸化チタンを、一定の仕様を満たす場合、唇や目の周りに塗布する化粧品やパーソナルケア製品を含む着色料に使用しても安全であると判断しています。このころから、レブロンが使用するすべての酸化チタンは、FDAおよびEUの厳格な規格を満たしており、意図されたとおりの通常の使用においては、安全と考えられます。

トリクロサン
トリクロサンは、細菌による汚染を低減または予防する目的で、多くの消費者製品に添加されている成分です。衣料品、台所用品、家具、玩具などの製品や、特定の抗菌石鹸、ボディソープ、歯磨き粉、化粧品などに含まれている可能性があります。2016年、FDAはハンドソープやボディソープに含まれるトリクロサン、トリクロカルバン、その他17種類の化学物質の使用を禁止する規則を発表しました。レブロンは、自社製品にトリクロサンを使用していません。

1,4ジオキサン
化合物である1,4-ジオキサン自体は、化粧品やパーソナルケア製品に意図的に添加される成分としては使用されません。これらは製造上の副生産物で、化粧品やパーソナルケア製品の成分の中に、極めて低いレベルで存在するものです。これらの成分には、製品の成分表示において「PEG」「ポリエチレン」「ポリエチレングリコール」「ポリオキシエチレン」「-エチ-」「-オキシノル」という接頭語、単語、音節によって識別可能な特定の洗浄剤(つまり界面活性剤)、起泡剤、乳化剤、溶剤が含まれています。

FDAは、化粧品から検出された少量の1,4-ジオキサンは、消費者に危険を及ぼすことはないと表明しています。

オイルフリー表記の変更について(2020年7月末現在)
レブロン株式会社では、欧州委員会にて定められた最新の規制に基づき、フリー表記の表現の統一を図っております。これにより、成分に変更はございませんが、一部の商品におきましては、製品パッケージ、及び広告表現に関しまして、順次変更させて頂きます。なお、「オイルフリー」の表記は、日本の公正競争規約に準じて、シリコーンオイルを除く、動物・植物・鉱物油を含まないものを「オイルフリー」としております。